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「有機色素の自然に集まる性質を利用したナノ粒子の並べ方」を開発

[ 編集者:広報室  2018年12月7日 更新 ]
 関西学院大学理工学部の山内光陽助教と増尾貞弘教授は、有機色素が自然と集まる性質(自己集合)を利用して、球状の半導体ナノ粒子を意図的に並べることに成功しました。
 半導体ナノ粒子は、粒径を変えることで発光色が調節できる次世代の発光材料として注目されており、合成法が確立して以来、ナノ粒子1つ1つの物性が詳細に明らかにされてきました。しかしながら、これらを固体材料として扱う場合、半導体ナノ粒子の配列構造がその性能に影響を及ぼすにもかかわらず、それらを合理的に並べる手法はありませんでした。山内らは、優れた自己集合能を有するペリレンビスイミド色素にナノ粒子との吸着部位を持たせた新規分子を設計・合成し、ナノ粒子と有機溶媒中で混合させることで、容易にナノ粒子をナノレベルで並べることに成功しました。本成果でのナノ粒子の配列法により、多種多様なナノ粒子のユニークな配列構造が構築され、その構造に依存した新しい機能発現に繋がることが期待できます。

 本研究成果は、12月4日に総合化学誌「Chemistry - A European Journal」オンライン版に掲載されました。詳細は以下のプレスリリースを参照下さい。