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関西学院大学出版会 設立20周年記念シンポジウム「いま、ことばを立ち上げること」 4/21(土)

[ 編集者:広報室  2018年4月6日 更新 ]

4/21(土)14時~、西宮上ケ原キャンパスで

 関西学院大学出版会は1997年4月に有志によって設立され、昨年、20周年を迎えました。それを記念して、4月21日(土)、「いま、ことばを立ち上げること」をテーマにシンポジウムを開きます。
 OECDは昨年、イギリスのEUからの脱退を受けて、客観的な事実よりも、個人の感情や信条へのアピールの方がより影響力があるような状況を指す「ポスト・トゥルス(post-truth=真実ならざること)」という言葉を2016年の流行語「Word of the year」として選びました。一方、トランプ米大統領の就任式に際して、「観客が過去最多とする自画自賛は嘘だ」というメディアの報道に、ホワイトハウス側は「alternative facts(代替的事実)」と弁明しました。事実や真実が重みを失い、それを伝えようと発信された「ことば」が信頼に値しないものとして語られるような時代になり、「ことば」は、共感を与えたり、行動の基盤を作り出すより、人々が現実から目をそらすための分断の材料にされているかのようにさえ見えます。
 事実や真実が軽視される時代において、「ことば」にはどのような可能性が残されているのだろうか。「ことば」を立ち上げ、それを伝える本づくりや出版という事業には、どのような役割があるのだろうか。様々な立場から「ことば」の立ち上げの現場に関わってきた方々を迎え、「世界をことばにすること」「日本語で発信するということ」「地方からの出版」を切り口に、「いま、ことばをどう立ち上げるか」というテーマで話し合います。


◉プログラム
発題1「言葉はなぜ立ち上がらないのか?~『メディア不信』と日本社会の行方」
林 香里(東京大学教授)
発題2「生きる糧になる言葉をもとめて~大阪文学学校の校長として」
細見 和之(京都大学教授)
発題3「『あたりまえのこと』ほど伝わらない」
石井 伸介(苦楽堂社長)
発題4「ブラジルで書く日本語~松井太郎の場合」
細川 周平(国際日本文化研究センター教授)
◉パネル討論「いま、言葉を立ち上げること」
コーディネーター 田村 和彦(関西学院大学出版会編集長・国際学部教授)
◉開催日時 2018年4月21日(土) 14時~17時半
◉場所 関西学院大学西宮上ケ原キャンパスB号館 103教室
※無料、一般市民の参加可、事前申し込み不要