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理工学部生と高等部生が快挙 査読付きの国際学会で講演

[ 編集者:広報室  2017年9月4日 更新 ]

国際学会「JCDCG^3」で

学会の様子

学会の様子

 日本で1997年から定期開催されている離散系数学の国際学会「JCDCG^3 (Japan Conference on Discrete and Computational Geometry, Graphs, and Games)」の2017年の学会が8月29日から9月1日にあり、関西学院大学の学生と高等部の生徒の2つのグループの研究が採択され、講演を行いました。査読付きの学会で、大学生や高校生が講演することは稀なケースで、快挙です。

 JCDCG^3は、関西学院大学の加藤直樹・理工学部教授をはじめ、秋山仁・東京理科大学教授やErik D. Demaine MIT教授など離散系数学の世界的権威者が中心となって、組織された国際学会です。今年は、国内外から67組の参加があり、参加者は大学教員などの研究者が中心でした。

 理工学部の廣川快さん(人間システム工学科1年生)、水田和成さん(数理科学科1年生)、坂本悠輔さん(数理科学科1年生)、高野凌史さん(数理科学科1年生)のグループのテーマは「Two-Dimensional Maya Game and Two-Dimensional Silver Dollar Game」です。独自の視点や分析で、2次元Mayaゲームでの必勝法を見つけました。全員が高等部出身で、高等部3年生の時から宮寺良平・高等部教諭の指導を受けながら研究を続け、大学入学後も時間を見つけて集まりながら研究を続けました。

 戸國友貴さん(化学科1年生)、北川将さん(高等部2年生)、鈴木翔太さん(高等部2年)、高等部OBの中屋悠資さん(東北大学工学部1年)のグループのテーマは「Pascal-Like Triangles and Fibonacci-Like Sequences」です。パスカルの三角形と似た法則を持つ分数からできた三角形と、それから作られるフィボナッチ数列に似た数列を研究して、2010年に高等部数理科学部がイギリスの「Mathematical Gazette誌」で発表した研究を一般化して、発展させました。戸國さんと中屋さんは数理科学部出身で、北川さんと鈴木さんは部員です。

 両グループの学生、生徒は英語で堂々発表し、秋山仁氏やErik D. Demaine氏など研究者から、「素晴らしい。今後も頑張って研究に励んでください」などと激励を受けました。