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「民法の求償権」 渡邊力 法学部教授

渡邊力 法学部教授


【専門分野】
 民法、財産法、求償権

【研究内容】
 私は、民法の中でも財産にまつわる法律関係を研究の対象としています。そのなかでも、第三者や保証人の求償権にまつわる法的枠組みに焦点を当てて研究を進めています。

 たとえば、親戚から「絶対に迷惑をかけないので保証人になって」と言われたらどうでしょう。保証人は危険だと分かっていても、入院のためだったら断りきれるでしょうか。あなたが「情に厚い人」であるほど、断りきれないこともあるでしょう。実際に、債務者本人が入院費や借金などを支払えず、保証人が全責任を負わされ、連鎖的に破産したという事例が後を絶ちません。そこで、ただ単に「保証人は危険だ」というだけではなく、保証人保護の視点に立った議論の進展が求められます。その方策のひとつとして、代わりに支払った保証人が債務者本人にその分を支払うよう求償する権利が民法で認められています。この求償権をもっと利用しやすくするために、ドイツ民法も参考しながら、研究を進めているところです。