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「キリスト教のインカルチュレーション」 中道基夫 神学部教授

中道基夫 神学部教授


【専門分野】
 実践神学・宣教実践神学・宣教学・説教学

【研究内容】
 私は、実践神学・宣教学を専門分野とし、教会・宣教の現場で実際に行われている説教・礼拝・牧会・宣教がその研究対象です。

 特に、ドイツの教会で、6年間(1993-1999)、宣教協力牧師として働く中で様々な国のキリスト教のあり方に出会い、欧米の神学と対話しつつも、その追従ではない、日本の現場での神学を目指しています。

 従来、日本では、キリスト教というとアメリカやヨーロッパの宗教であり、イエス・キリストも西洋人の顔をしているというイメージが持たれていると思います。しかし、キリスト教が世界に広まり、その国々の文化と出会うことによって、今までの欧米のキリスト教にはない信仰の表現の可能性が広まっています。それを、かつてはシンクレティズム(宗教的混交)として否定的に評価してきたのに対して、現在ではインカルチュレーション(文化内開花)として積極的に評価しようとしています。

 特に、私はアメリカの教会から伝えられたキリスト教葬儀が日本の葬儀文化と出会うことによって、どのように変容し、またそれが日本人のグリーフケアにとってどのような意味があるのかを研究しています。

 つまり、すでにキリスト教という既成の概念・枠があり、その中に人々を導くのではなく、現代の人々が直面する問題にキリスト教は、既成の枠を越えて、いかに対応していけるのかという課題に取り組んでいます。現代の人々の課題に呼応した新しい礼拝、葬儀、結婚式、牧会的アプローチを提案していきたいと願っています。