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2016年度ユニーク卒論・修論のご紹介

[ 編集者:広報室  2017年2月14日 更新 ]
 関西学院広報室では、大学生・大学院生のユニークな視点や丹念な調査による優秀な卒業論文・修士論文を各担当教員の推薦で募集し、例年紹介しています。今年は東日本大震災や若者の心理、無国籍や移民、身近な社会現象など多岐なテーマ扱った34本を紹介します(一覧参照ください)。

 元看護師の人間福祉研究科・安井優子さんは、「人が苦しみの中で求めるものは何か」をテーマに東日本大震災で家族を失った被災者にインタビューを行い、当事者が“苦しみに対する意味”を見出すことの重要性を明らかにしています。安井さんは夫をがんで失い、生きる意味を求めて40歳を目前に死生学を学ぶため関西学院大に入学し、大学院で研究を続けてきました。昨年注目を集めた「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログをきっかけに、人間福祉学部・佐竹美砂さんは若者の「死ね」という言葉の使用に関心を持ち、要因を探りました。同学部・大西香里さんは若者の自殺を予防したいとテーマに設定し、学生へのアンケート調査・分析を行い、死生観教育の重要性を示唆しました。

 近年、難民や移民に関する報道が増える中、国際学部・武田梓沙さんは国家と個人の関係から無国籍問題をとりあげ、社会学部・森本光幸さんは日本で急増するネパール移民の生活空間を地道なフィールドワークから解明しました。また、紛争で負傷した子供の治療にあたる「ドイツ国際平和村」で活動をした社会学部・川東真歩さんは、母国へ帰った子ども達をキルギスやウズベキスタンまで追跡調査し、国際支援の困難さを浮き彫りにしました。理工学部・小野哲嘉さんの「インバウンド消費傾向の国別比較」からは、インド人は宿泊代により支出することなどが明らかになり、東京オリンピックに向けて、国ごとのより細やかな観光客サービスの実現が期待されます。

 2016年度の「ユニーク卒論・修論」全34本の概要と推薦理由は下記URLから確認できます。ぜひご覧いただき、ご取材頂きますようよろしくお願い致します。

 なお、2016年度大学院学位記授与式は3月16日(木)、大学卒業式は3月18日(土)に行います。